2014年11月17日月曜日

11/12 ウォーミングアップ企画「Living Together ~HIV/AIDS~」

さとしぃです。
11月12日(水)にウォーミングアップ企画 第1弾「Living Together ~HIV/AIDS~」を開催しました。
(元幼稚園の教室が会場。かわいい^ ^)



RENTのサントラをBGMに準備をガサゴソ。
Living Togetherフラッグ(旗)のオレンジが目立ちますね^ ^

映画「トークバック」松山上映会前に学びをということで四国エイズプロジェクトの木城香代さんと私とで 
・日本のHIV/AIDSのこと
・愛媛でのHIV/AIDSと市民活動 (薬害エイズ原告団・ゲイコミュニティでの活動)
などについてお話をさせていただきました。

厚労省エイズ動向委員会の発表では2013年は新規HIV感染者・エイズ患者報告は合計1590件と、これまでで最も多かったこと。累計(血液製剤による感染は除く)では HIV感染者1万5812件、エイズ患者7203件で計2万3015件となっていること。
など緩やかな増加もしくは高止まりのまま横ばいで推移している状況など、日本のHIV/AIDSのことを紹介しながら、世界でのHIV/AIDSなどにも触れて行きました。愛媛でのHIV/ADISと市民活動では大阪薬害HIV原告団ではじめて実名で裁判をたたかった赤瀬範保さんを支えた市民活動や、遺されたメモリアルキルトの展示活動やゲイコミュニティでの予防啓発の活動などお話させていただきました。


HIV/AIDSは“スティグマ(stigma)”を背負って現れた感染症だが、いまだにそのスティグマが薄れているとは言えない状況なども紹介していきました。

休憩をはさんで後半はLiving Togetherイベントのコンパクト版。
「HIVをもっている人も、そうじゃない人も、ぼくらはもう、いっしょに生きている。」
というメッセージの元、中四国在住のHIV陽性者とその周囲の人たちの手記を3名の方に朗読していただきました。“HIV検査を受けてもし陽性だったら…その先の人生がイメージできない”という思いから検査を受けることをためらっている人、“HIV陽性者は自分の周囲にはいないしとても遠いとこの問題、自分には関係ない” なんて予防行動に結びつきにくい人、HIV/AIDSに関心が持てない人、など様々な人にHIVへのリアリティー(身近感)を届けることを目的に各地で開催されているイベントです。


最後に参加者の皆さん・実行委員とで写真を1枚。
コミュニティアクション2014のポスターを持って。
「AIDS IS NOT OVER ~エイズはまだ終わっていない~」
考え伝え続けていきたいです。


上映会の日時・申込み方法などはこちら

0 件のコメント:

コメントを投稿